キッチリ話して人生変えよう!

秋田県生活センター 
主幹 伊藤 彬

 秋田市のアトリオン7階に相談窓口を置く「秋田県生活センター」では、消費者問題に関する相談や情報提供を行っています。年間の相談件数は約3,700件。そのうちの3分の1弱が多重債務の相談で、最近増加傾向にあります。
 誰でも借金を内緒にしたいと思います。貸金業者は「借金は恥」という借り手の心理を巧みに突きます。誰にも相談できず孤立し、自力で返済しようとしますが、その先にあるものは法定外の高金利と強引な取り立て。こうして借り手は、返済のために借金を膨らませるといった悪循環に陥ります。

 また、世間への表面化を嫌い家族が借金を尻ぬぐいするケースがありますが、最悪のケースと言えます。借金を返済したことで、貸金業者は良い客と見なし、「限度額を上げました」「借りやすくなりました」などと言葉巧みに新たに勧誘。再び同じ過ちを犯してしまうケースもあります。
 多重債務で悩む相談者の中には、年間5〜10人の自殺未遂者やその家族などが含まれますが、相談者のほとんどが「自己破産」しかないと決めつけて訪れます。
 しかし、裁判所を通じて借金を減らし残額を分割で支払っていく「個人再生」、弁護士が代理人になって債権者と交渉して借金の減額を

図る「任意整理」、裁判所の力を借りて返済条件の軽減等を図る「特定調定」など自己破産せずに借金問題を解決する債務整理制度があります。
 これらの制度や手法について詳しく知る必要はありませんが、「借金問題は解決できる」「相談すればなんとかなる」ということだけは知っていただききたいと思います。
 借金を隠し秘密にしたいという気持ちが、多重債務者の堀り起こしを困難にさせる大きな原因です。「返さなければ」という呪縛にかられ、自転車操業的に借金を重ねていく悪循環への対処法や悪質な取り立てを撃退する方法は必ずあります。一人で悩まず、まずは相談してください。

問い合わせ先
能代市消費相談所
電話0185-89-2132
秋田県生活センター
電話018-835-0999

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市民福祉部 健康づくり課 健康増進係
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