津波避難計画案住民説明会が行われました

説明会には多くの参加者が訪れました(22日、中央公民館)

説明会には多くの参加者が訪れました(22日、中央公民館)

 能代市津波避難計画(案)に関する住民説明会が2月22日から24日の3日間、中央公民館と向能代地域センターで行われました。同計画案は、28年3月に秋田県津波浸水想定が発表されたことを受け、市が避難方法や避難情報の伝達方法、津波防災の取り組みなどを盛り込んだ案をまとめたものです。
 市防災危機管理室の伊藤室長は「防災は被害を最小限におさえることが重要。28年度には防災士の養成に取り組み、46人が認定を受けた。ハザードマップの更新や津波避難計画を策定し、3月中には全戸配布したいと考えている」とあいさつしました。
 続いて、市と共同で計画案を取りまとめた企業の担当者が計画を策定する背景やこれまでの流れを説明し、「津波による被害をおさえるためには構造物で防ぐことと避難の両面があり、市としては計画を策定するが、自治会などの小さな単位で研修や訓練を行うなど、住民それぞれが避難について考えてほしい」と呼び掛けました。また、コンピューターによるシミュレーションの映像を紹介し、浸水想定で最も大きな津波が起こったという条件で、避難に向けた対策を何もしなかった場合と、対策の結果、行動が少しだけ早くなった場合を比較。何もしなかった場合は、浸水想定の各地域で多数の被災者が出たのに対し、対策後では一部の地域で若干の被災者が出る結果となり、大きな差が見られました。「有事の際は自助、共助、公助の連携が必要だが、避難時は自助が基本。警報を待たず、揺れたら逃げるという意識で、より高いところを目指して避難してほしい。平常時から津波についての知識を深め、避難先へのルートを実際に歩いてみたり、家族との連絡方法を決めておくなどしてください」と話しました。
 会場には浸水想定区域内の住民や福祉施設関係者など多数の参加者が訪れ、関心の高さがうかがえました。

 市では3月22日(水曜日)まで、能代市津波避難計画に関するパブリックコメント(意見募集)を実施しています。
詳しくは能代市ホームページをご覧ください。
http://www.city.noshiro.akita.jp/c.html?seq=12369


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