伝統の製法でお茶作り

親子連れや学生なども参加し、伝統の製茶を体験

親子連れや学生なども参加し、伝統の製茶を体験

 檜山茶保存会と檜山地域まちづくり協議会が主催する「お茶手揉(も)み体験」が2月19日、檜山崇徳館で行われました。このイベントは、12月から3月までに3回行われるもので、2回目のこの日は8人が参加しました。
 手揉みで行う製茶には、約3時間半が必要です。このうち、前半に行う「回転揉み」は、焙炉(ほいろ)と呼ばれる加熱機能がある作業台の上で左右に茶葉を広げては集める工程で、保存会の会員が「茶葉が固まっていると水分が飛ばないので散らして集めますが、乾きすぎないように気を付けてください。ひざでリズムを取りながら」などとアドバイスしていました。
 2回目の参加という松村周平さん(秋田県立大学生物資源学部2年)は、「前回体験して、忘れていたことも多い。何度かやらないと」と話しました。松村さんは学生団体ARC(アーク)グループで「檜山プロジェクト」のリーダーを務めています。同プロジェクトは平成26年秋ごろから檜山の地域づくりを応援しようと行われているもので、民俗芸能「羽立ささら」の継承活動や炭焼きの復活の支援のほか、地域の小学生と交流しながら郷土学習の支援もしているということです。また、一緒に参加した橘(たちばな)真奈美さん(秋田大学教育文化学部2年)は「初めて参加しました。思ったように茶葉がほぐれず、難しい作業。意外にネバネバした感触です」と感想を話しました。橘さんも同プロジェクトに携わっており、2人は「檜山茶は昔は炭で製茶していたということなので、復活した炭焼きで檜山茶ができれば」と新たな展開を見据えながら熱心に手揉み作業を学んでいました。

 次回は、3月12日(日曜日)に開催されます。受け付けは3月10日(金曜日)までに檜山崇徳館へ電話(0185-58-3101)で。


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